自爆的ケンカと平和的ケンカ
自爆的ケンカ
下の子ちゃん:「上の子ちゃんなんて大嫌い!」
上の子ちゃん:「私のこと、嫌いなの?」
下の子ちゃん:「うん」
上の子ちゃん:「とっても大嫌いなの?」
下の子ちゃん:「うん」
上の子ちゃん:「私にいなくなって欲しいの?」
下の子ちゃん:「うん」
上の子ちゃん:「私はこの家の子じゃないって言うの?」
下の子ちゃん:「うん」
上の子ちゃん:「家を出てけって言うの?」
下の子ちゃん:「うん」
上の子ちゃん:「もう、ずっとずっと帰ってくるなって言うの?」
下の子ちゃん:「うん」
上の子ちゃん:「ママ~。下の子ちゃんが、家出てって、もう帰ってこないでって言う
~(泣)」
私:「・・・・」
正直、ママもこれはどうフォローしてあげればいいか、わからないんだよね。だって、下の子ちゃん、「うん」しか言ってないもん。多分、意味がよくわかってないまま、「うん」って返事しているだけだと思うよ。
というよりも、むしろ、ここまで「うん」の解釈を広げた上の子ちゃんはすごいなぁってある意味、感心してしまいます。
平和的ケンカ
下の子ちゃん:「上の子ちゃんなんて、大嫌い」
上の子ちゃん:「私だって、下の子ちゃん、大嫌い」
下の子ちゃん、しょんぼりとした顔をして俯く。
下の子ちゃん:「そっか。上の子ちゃんは、私のこと、大嫌いなんだね・・・」
上の子ちゃん、焦った様子で
上の子ちゃん:「ち、違うよ。いつもはとっても大好きだよ。でも、今、喧嘩してるか
ら、ちょっと嫌いになってるだけだよ」
上の子ちゃん、下の子ちゃんにぎゅっとハグをする。
下の子ちゃんのしょんぼりとした顔には、思わずママも心をわしづかみにされました。これはさすがに、譲歩してしまうよね。
ママ、あまり考えたくないけれど、でも、もし、これを下の子ちゃんが計算してやっていたとしたら・・・。行く末が恐ろしい。
どちらの喧嘩も、出だしは同じような感じなんですがね。どちらが主導権握るかで、バッドエンドになるのかハッピーエンドになるのか、エンディングが変わります。
でも、こうやって書いてみると、どうなるかは下の子ちゃんの対応次第のようにも思えてきます。
ちなみに、下の子ちゃんは幼いながら、人の扱い方が上手いです。なので、旦那さんとはよく「下の子ちゃんは人生何回目かの子だよね」って話しています(笑)